2006.4
<手順> なれない方は、このページを印刷して、作業をすすめてください。
1.「NPO法人大阪障害者センター」のホームページへ、接続します。
2.「障害者自立支援法障害程度区分認定ソフトセンターくん インストール方法はこちら」をクリックします。
3.ページの最下段の「ダウンロード」をクリックします。
サイズが 4.9MB あります。
4.ダウンロードした「stk_nintei_SetUp.EXE」をダブルクリックして、ファイルの解凍を行ないます。
5.解凍後、「stk_nintei_SetUp」フォルダーが、その場所に作成されます。
このフォルダー中の「Setup.EXE」をクリックしてインストールを開始します。
6.「センター君」のショートカットアイコンが、トップ画面に出来ます。
ダブルクリックしソフトを立ち上げます。
7.そのときに、すぐ起動せずに、「***.mdb・・・・」という記述が出たときは、そのコンピュータには「Microsoft Access2000または2003」が入っていないことを意味します。
8.ソフト「Microsoft Access2000または2003」を購入しなくても、「ランタイムモジュール(配布無料)」部品の一部をインストールすることで動きます。
9.「ランタイムモジュール」をこのサイトに置きました。
access2000Runtime.EXE を右クリックして、「対象をファイルに保存」を選んで、保存場所を決め保存してください。
ただしサイズが 110MB もある巨大なファイルですから、保存場所に気をつけてください。
※ 掲載時、「ウィルスバスター2006」で、ウィルスチェック済みです。
10.この「access2000Runtime.EXE」をダブルクリックすると、圧縮が解けて「access2000Runtime」というフォルダ
11.そのフォルダの中にある「SETUP.EXE」をクリックして、必要な部品を、コンピュータ内部にインストールします。
そのサイズが 100MB を越えますので、容量に気をつけてください。
12.それが終わって、 をダブルクリックしてください。うまく起動すれば、成功です。
うまくいかないときは、メールやファックスなどで、連絡してください。画面を見てもらいながら、電話でお伝えします。
13.最初の画面で管理者登録を行ないますが、そのまま「enterキー」を押してかまいません。
14.「マスター管理」で「事業所名」を必ず入れてください。
15.次に障害者の情報を入力するのですが、個人情報保護のことがありますから、とりあつかいは気をつけてください。
16.「調査票」「基本台帳」と進みますが、新規登録を行なう場合は、必ず「追加」をクリックしてください。
わたしはこれに気づかず、「入力できない」と何度もつまづきました。
17.入力の際、「***1」と「***2」とふたつ入力してはどうでしょう。
「一番状態の悪い時の状態を入力する」のと「普通のときの状態」です。
この二つの「程度区分判定」を比べると、おおよその感じがつかめます。
18.すべての項目を入力後、「判定」をクリックすると、判定の予想が出来ます。
納得がいかないときは、2つの入力を色々変えてみると、おおよそのコンピュータ判定の様子が想像できます。
聞き取り調査にあたって
1.場所は自宅でなくてもかまいませんので、作業所などで、受けましょう。
作業所の仲間がいると、調査員は慎重に発言しますので、気持ちが楽です。
2.「できます」「できます」を言い過ぎないようにしましょう。
軽い「障害程度区分」に判定されますと、受けられない事業が出てきます。
3.障害の一番ひどいときを思い起こして、そのときの状態が普通の時として、答えましょう。
調子のいいときは「何かにつかまれば起き上がれる」であっても、調子の悪いとき起き上がれないのであれば
「できない」と答えましょう。一番悪いときの状態で答えましょう。
「一番悪いときは・・・」と調査員に付け加える必要はありません。
4.終わるとき、調査員に
「私の個人情報ですから、確認する必要があるので、私の調査票書き込みをコピーして必ずください。」
「障害程度区分」が確定する前に、必ず私へ知らせてください。」
と念を押しておきましょう。
5.もし、従来の福祉施策がうけられないような「障害程度区分」に判定されたら、泣き寝入りせずに、かならず申し出ましょう。
説明会でも、市議会でも、従来の事業が受けられないようにならないよう努力する、と何度も明言しています。
そのとき「異議申し立て」だと時間が掛かりすぎ、判定もひっくりかえらないと思われますので、
「申請しなおし」ということで「新しい理由書」をつけて、判定をしなおしてもらうようにしましょう。
そのときは、本人を中心に、状態の苦しさが分っている家族・作業所の仲間と、必ずいっしょに出かけて、
ていねいに担当者に話しましょう。
「再申請」は制度的にははっきりしていませんが、きちんとした理由書をつけて受け取ってもらいましょう。
障害程度区分と想定される適用事業内容
厚労省の配布の資料などから推定しました。
該当しない | 区分1 | 区分2 | 区分3 | 区分4 | 区分5 | 区分6 | |||
介 護 給 付 |
訪 問 系 事 業 |
居宅介護 (家事援助、身体介護) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
行動援護(*1) 重度自閉症児等の移動介護) |
○ | ○ | ○ | ○ | |||||
重度訪問介護 (身体介護、移動介護) |
○ | ○ | ○ | ||||||
重度障害者等包括支援(*2) (居宅介護) |
○ | ○ | ○ | ||||||
日 中 活 動 系 事 業 |
療養介護 (居住=病院) |
○ | ○ | ||||||
生活介護 (重度障害の日中活動) |
(*3) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
訓 練 等 給 付 |
自立訓練 (機能訓練・生活訓練)期限2年 |
? | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
就労移行支援 (65歳未満、就労希望)期限2年 |
(*4) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
就労継続支援A型(雇用型) (65歳未満、雇用までいかず) |
(*4) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
就労継続支援B型(非雇用型) (雇用困難) |
(*4) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
介護 給付 |
居 住 系 事 業 |
共同生活介護(ケアーホーム) 介護を要する知的・精神障害者 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
訓練等 給付 |
共同生活援助(グループホーム) 介護不必要な知的・精神障害者 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
介護 給付 |
施設入所支援 (+生活介護をうけているもの) |
(*3) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
訓練等 給付 |
施設入所支援 (+自立訓練、就労移行支援) |
(*3) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
? | 短期入所 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
地域生活支援事業 | 未定 | ||||||||
(*1)行動関連項目の合計点が10点以上 | |||||||||
(*2)二肢以上に麻痺、「意思疎通」に困難+気管切開、重度知的障害など | |||||||||
(*3)50歳以上は区分2以上 | |||||||||
(*4)市町村の判断で可能 |